農業・生命・医学
蚕の微粒子病の研究とえらび採卵(パストゥール)
蚕の微粒子病が寄生体による伝染病であると示し、顕微鏡で蛾を検査して健全卵だけ使う方法で養蚕を救った。動物の伝染病を病原体で説明した最初期の事例の一つ(1835年にバッシが蚕の硬化病を菌で説明している)。
微粒子病は、蚕が小さな斑点を生じて弱り、卵からも次の代へ伝わる病気で、1860年代にフランスやイタリアの養蚕を大きく傷めた。病気の体内にある微小な粒は、1850年代にすでに顕微鏡で見つかっていたが、原因か結果かは分かっていなかった。
パストゥールは1865年からアレスで調べ、この粒が病原体であり、感染することを示した。産卵を終えた母蛾をすりつぶして顕微鏡で調べ、粒のない蛾の卵だけを飼育に使う方法を勧めた。ただ、蚕の病気を微生物で説明した例にはバッシの白きょう病の研究(1835年頃)もある。パストゥールの研究は、のちの病原体研究の経験にもなった。
- 年
- 1865年
- 人物・組織
- ルイ・パストゥール
- 場所
- アレス(フランス、ガール県)
- 地域
- ヨーロッパ
- 分野
- 農業・生命・医学 / 感染症
- 時代
- 産業革命期
45件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
19段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
蚕の微粒子病の研究とえらび採卵(パストゥール)1865年
これを土台に生まれたもの
- まだ登録されていません
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「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から19段で蚕の微粒子病の研究とえらび採卵(パストゥール)に至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前580年頃演繹的証明の始まり
- 前500年頃ピタゴラスの定理
- 前450年頃無理数の発見
- 前370年頃取り尽くし法
- 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
- 前300年頃エウクレイデス『光学』(視線の幾何学)
- 160年頃プトレマイオス『光学』(屈折の測定)
- 1021年光学(『光学の書』)
- 1286年頃眼鏡
- 1590年頃顕微鏡
- 1865年蚕の微粒子病の研究とえらび採卵(パストゥール)
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すべてのつながり
技術的な土台2件
これがなければ成り立たなかった技術・知識。
きっかけ・需要1件
直接の部品ではないが、生まれる動機や手本になったもの。
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