農業・生命・医学
メンデルの法則の再発見
3人がほぼ同時に交雑実験で3:1の分離比を得て、35年前のメンデルの論文を再評価した。遺伝の法則が学界の共有財産となった制度化の段で、以後の遺伝学はここから始まる。チェルマクの独立性は弱いとされる。
ド・フリースは1890年代から多くの植物で交雑実験を行い、1900年3月にフランス科学アカデミーとドイツ植物学会に、雑種の第二代で形質が3対1に分かれる規則を報告した。フランス語版はメンデルに触れず、ドイツ語版で初めて1866年の論文を引いた。これを読んだコレンスは、エンドウで同じ結果を得ていたうえ、メンデルがすでにすべてを示していたと翌月に発表し、「メンデルの法則」という呼び名を使った。チェルマクも6月にエンドウの結果を公表したが、優性と比の意味を理論として把握していたかには疑問がある。メンデルの論文はブリュンの自然研究会の会報に載り各地の図書館にあったが、交雑の結果を比として数える発想が当時なく、ほとんど引用されなかった。翌1901年にベイトソンが英訳し、英語圏に広めた。
- 年
- 1900年
- 人物・組織
- ユーゴー・ド・フリース/カール・コレンス/エーリヒ・フォン・チェルマク
- 場所
- アムステルダム・テュービンゲン・ウィーン
- 地域
- ヨーロッパ
- 分野
- 農業・生命・医学 / 進化・遺伝
- 時代
- 20世紀
123件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
21段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
ルーツをたどる
「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から21段でメンデルの法則の再発見に至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前580年頃演繹的証明の始まり
- 前500年頃ピタゴラスの定理
- 前450年頃無理数の発見
- 前370年頃取り尽くし法
- 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
- 前300年頃エウクレイデス『光学』(視線の幾何学)
- 160年頃プトレマイオス『光学』(屈折の測定)
- 1021年光学(『光学の書』)
- 1286年頃眼鏡
- 1590年頃顕微鏡
- 1735年分類学(二名法)
- 1761年植物の人工交雑実験(ケルロイター)
- 1900年メンデルの法則の再発見
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技術的な土台2件
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