文明のテックツリー

機械・動力・輸送

ブレゲのトゥールビヨン

脱進機とてんぷを回転する枠に載せ、姿勢による重力誤差を平均して消す。特許は1801年6月26日で、着想の年は1793〜95年頃と資料が割れる。

懐中時計は、持ち運ぶあいだ姿勢が変わるが、てんぷの振りは重力で姿勢ごとにわずかに変わり、時計の進み遅れの原因となる。ブレゲは脱進機とてんぷを小さな枠にまとめて回し、どの姿勢でも平均すると誤差が打ち消されるようにした。トゥールビヨン(フランス語で渦巻き)の名は、この回る枠の動きにちなむ。枠はほぼ一分間に一周するものが多い。

腕時計は姿勢が絶えず変わるため、この効果は小さくなったが、複雑な機構を作る腕を示すものとして、現代でも高級機械式時計で作られている。

年
1801年
人物・組織
アブラアン=ルイ・ブレゲ(着想1793〜95年頃)
場所
パリ
地域
ヨーロッパ
分野
機械・動力・輸送 / 時計・からくり
時代
産業革命期

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58件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)

19段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる

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「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から19段でブレゲのトゥールビヨンに至ります。

  1. 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
  2. 約170万年前握斧(ハンドアックス)
  3. 約30万年前ルヴァロワ技法
  4. 約5万年前石刃技法
  5. 約2万年前細石器
  6. 約1万2千年前鎌
  7. 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
  8. 前5000年頃灌漑農業
  9. 前2000年頃測量幾何学
  10. 前580年頃演繹的証明の始まり
  11. 前500年頃ピタゴラスの定理
  12. 前450年頃無理数の発見
  13. 前370年頃取り尽くし法
  14. 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
  15. 前250年頃浮力の原理
  16. 前250年頃てこ・揚水スクリュー
  17. 1604年頃落体の法則と実験科学
  18. 1660年フックの法則
  19. 1675年ひげぜんまい(てんぷ)
  20. 1801年ブレゲのトゥールビヨン

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技術的な土台2件

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