文明のテックツリー

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イーライ・テリーの木製時計量産

ポーター兄弟との契約で木製ムーブメント4000個を水力の機械で量産する計画に着手した(1806年とする資料もある)。時計を高級品から家庭用品へ移し、互換性部品を小銃以外の民生品に広げた例。

それまで時計は時計師が一つずつ手作りする高価な品で、裕福な家にしかなかった。テリーは、ポーター兄弟と結んだ契約で、木製ムーブメント4000個を作ると約束した。歯車の歯などを水力で動く機械で一度に切り出し、同じ部品を大量に作って組み立てる方式をとった。木は真鍮より安く加工しやすい。部品が揃っているので、組み立てる人に熟練を求めず、修理も部品の交換で済む。

結果として、時計の値段は大きく下がり、アメリカの一般家庭に壁掛けや棚置きの時計が広まった。テリーはのちに、棚に置ける形の振り子時計を売り出して成功した。同じ地域の後続の業者は、木を真鍮に替えて量産を続け、アメリカの時計産業の基礎になった。互換性部品の考え方を、小銃以外の民生品に広げた例として位置づけられる。

年
1807年
人物・組織
イーライ・テリー
場所
プリマス(コネティカット)
地域
北アメリカ
分野
機械・動力・輸送 / 時計・からくり
時代
産業革命期

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54件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)

13段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる

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「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から13段でイーライ・テリーの木製時計量産に至ります。

  1. 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
  2. 約170万年前握斧(ハンドアックス)
  3. 約3万8千年前磨製石器
  4. 前7000年頃銅の利用
  5. 前5000年頃銅の製錬(鉱石から金属を取り出す)
  6. 前3500年頃失蝋鋳造
  7. 前3300年頃青銅器
  8. 前3世紀歯車
  9. 前100年頃水車
  10. 1世紀上掛け水車
  11. 12世紀高炉
  12. 1797年ねじ切り旋盤
  13. 1801年互換性部品
  14. 1807年イーライ・テリーの木製時計量産

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