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農業・生命・医学

ヒトの染色体数46の確定(チオ/レヴァン)

培養した胎児肺細胞を低張処理とコルヒチンで広げ、人の染色体が48でなく46本と数えた。ヒト細胞遺伝学の起点で、ダウン症の21トリソミー(ルジューヌ 1959)と羊水検査につながった。

ヒトの染色体数は1923年にペインターが精巣の切片から48本と報告して以来、30年以上そのまま信じられていた。固定した組織の切片では染色体が重なり合い、一つの細胞の染色体を全部見ることができなかったからである。1950年代に、細胞を低張液に浸して膨らませ染色体を散らす方法と、分裂を中期で止めて縮んだ染色体を持つ細胞を増やすコルヒチン処理が植物細胞学から持ち込まれた。チオはこれらを組み合わせ、培養した胎児の肺の細胞で染色体がきれいに分かれた像を数多く得て、1955年12月に46本と確定し、翌年レヴァンと連名で発表した。同じ年のうちにロンドンのフォードとハマートンが別の材料で46本を確認した。それ以前にも46と数えて発表をためらった研究者がいたと伝えられる。この技術でヒトの染色体を一つずつ調べられるようになり、3年後にはダウン症が21番染色体の過剰によると分かった。

年
1956年
人物・組織
ジョー・ヒン・チオ/アルバート・レヴァン
場所
ルンド(ルンド大学遺伝学研究所)
地域
国際・不詳
分野
農業・生命・医学 / 生物学・遺伝子
時代
20世紀

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198件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)

28段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる

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「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から28段でヒトの染色体数46の確定(チオ/レヴァン)に至ります。

  1. 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
  2. 約170万年前握斧(ハンドアックス)
  3. 約30万年前ルヴァロワ技法
  4. 約5万年前石刃技法
  5. 約2万年前細石器
  6. 約1万2千年前鎌
  7. 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
  8. 前5000年頃灌漑農業
  9. 前2000年頃測量幾何学
  10. 前580年頃演繹的証明の始まり
  11. 前500年頃ピタゴラスの定理
  12. 前450年頃無理数の発見
  13. 前370年頃取り尽くし法
  14. 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
  15. 前300年頃エウクレイデス『光学』(視線の幾何学)
  16. 160年頃プトレマイオス『光学』(屈折の測定)
  17. 1021年光学(『光学の書』)
  18. 1286年頃眼鏡
  19. 1608年望遠鏡
  20. 1666年光の分散(プリズム)と反射望遠鏡
  21. 1758年色消しレンズ(アクロマート)
  22. 1826年色消し顕微鏡
  23. 1839年細胞説
  24. 1861年病原菌説
  25. 1867年消毒法
  26. 1879年オートクレーブ(高圧蒸気滅菌)
  27. 1887年寒天培地とペトリ皿
  28. 1907年組織培養
  29. 1956年ヒトの染色体数46の確定(チオ/レヴァン)

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