農業・生命・医学
北京原人の頭蓋骨の発見(周口店)
12月2日、龍骨山の洞窟堆積物から完全に近い頭蓋冠を掘り出した。1927年の歯(ブラックがシナントロプスと命名)を裏付け、ジャワ原人と並ぶ原人の標本群となり、火の使用の証拠も出た。中国人研究者による最初の大発見。標本は1941年に紛失。
周口店の龍骨山では1921年にアンダーソンとズダンスキーが化石を含む堆積物を見つけ、1927年からはロックフェラー財団の資金で中国地質調査所と北京協和医学院が共同で大規模な発掘を始めた。カナダ人解剖学者ブラックは1本の臼歯だけで新属新種を立てた。1929年12月2日の夕方、裴文中は洞窟の奥の狭い裂け目で、堆積物に半ば埋まった頭蓋冠を見つけ、自ら掘り出した。頭蓋は低く眉弓が張り出し、脳容量は約1000ccで、ジャワのピテカントロプスと共通する特徴を持っていたため、直立二足歩行の原人という段階が実在することを示す決定的な証拠になった。その後の発掘で40人分を超える骨、石器、火の使用を示す灰の層が出た。標本は1941年に米国へ送る途中で行方不明になり、今は石膏模型と記録だけが残る。現在はホモ・エレクトスに分類される。
- 年
- 1929年
- 人物・組織
- 裴文中(中国地質調査所新生代研究室)
- 場所
- 周口店(北京郊外)
- 地域
- 東アジア
- 分野
- 農業・生命・医学 / 進化・遺伝
- 時代
- 20世紀
151件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
23段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
これを土台に生まれたもの
- まだ登録されていません
ルーツをたどる
「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から23段で北京原人の頭蓋骨の発見(周口店)に至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前580年頃演繹的証明の始まり
- 前500年頃ピタゴラスの定理
- 前450年頃無理数の発見
- 前370年頃取り尽くし法
- 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
- 前250年頃浮力の原理
- 前250年頃てこ・揚水スクリュー
- 1604年頃落体の法則と実験科学
- 1620年科学的方法の定式化
- 1665年学術誌・科学アカデミー
- 1788年地質学(斉一説)
- 1830年『地質学原理』
- 1859年進化論
- 1891年ジャワ原人(ピテカントロプス・エレクトス)の発見
- 1929年北京原人の頭蓋骨の発見(周口店)
「北京原人の頭蓋骨の発見」をもっと知る本PR
書店のサイトで「北京原人の頭蓋骨の発見」の本を検索します。リンクから購入があると、このサイトに紹介料が入ります。
すべてのつながり
技術的な土台3件
これがなければ成り立たなかった技術・知識。
年代・人物・つながりの誤りに気づいたら この項目の誤りを報告する(1分ほど。項目名は自動で入ります)