農業・生命・医学
遺伝子の連鎖(ベイトソン/サンダース/パネット)
スイートピーの花色と花粉形が独立に分離せず一緒に伝わる「連関」を報告した。独立の法則の最初の例外で、モーガンが染色体上の遺伝子の並びとして説明し直し、遺伝子地図の前提になった。ベイトソンは同年「遺伝学」の語も提案。
ベイトソンらはケンブリッジでスイートピーを交配し、紫花・長花粉の系統と赤花・丸花粉の系統を掛け合わせた。独立の法則どおりなら第二代は9:3:3:1に分かれるはずだが、親と同じ組合せ(紫・長と赤・丸)が予想より多く、組み換わった組合せが少なかった。彼らはこれを「カップリング」と名づけ、逆に親で別々だった形質が一緒になりにくい「反発」も見つけた。ベイトソンは配偶子ができるときに特定の組合せの細胞だけが余分に増えるという「重複説」で説明しようとしたが、1911年以降モーガンの研究室が、同じ染色体に乗る遺伝子が一緒に伝わり、減数分裂の乗換えで一定の割合だけ組み換わるという説明に置き換えた。組換えの割合を遺伝子間の距離と見なすスターテヴァントの地図は、その直接の帰結である。パネットは分離比を整理する格子(パネットの方形)を考案した人物でもある。
- 年
- 1905年
- 人物・組織
- ウィリアム・ベイトソン/エディス・サンダース/レジナルド・パネット
- 場所
- ケンブリッジ
- 地域
- ヨーロッパ
- 分野
- 農業・生命・医学 / 進化・遺伝
- 時代
- 20世紀
100件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
18段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
ルーツをたどる
「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から18段で遺伝子の連鎖(ベイトソン/サンダース/パネット)に至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前580年頃演繹的証明の始まり
- 前500年頃ピタゴラスの定理
- 前450年頃無理数の発見
- 前370年頃取り尽くし法
- 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
- 820年頃代数学
- 1202年筆算(インド・アラビア数字の伝播)
- 1662年統計学(グラントの死亡表)
- 1865年遺伝の法則
- 1905年遺伝子の連鎖(ベイトソン/サンダース/パネット)
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