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農業・生命・医学

量的遺伝学の統計理論(フィッシャー 1918年論文)

多数のメンデル因子を仮定すれば親子・兄弟の相関がゴルトン=ピアソンの測定値と一致することを示し、「分散」の語と分散を成分に分ける考え方を導入した(分散分析の手法の整備は1920年代)。生物測定学派とメンデル学派を数学で統合し、総合説と家畜育種(BLUP)の基礎。

ピアソンらの生物測定学派は身長などの連続形質について親子・兄弟の相関係数を精密に測り、それが不連続なメンデル遺伝とは合わないと主張していた。フィッシャーは論文「メンデル遺伝の仮定にもとづく近縁者間の相関」で、効果の小さい多数の因子がそれぞれメンデル式に分離すると仮定して計算すれば、観測された相関の値が導けることを示した。この計算のために、形質のばらつきを標準偏差の2乗で測る「分散」という量を導入し、それを遺伝の相加的な部分、優性による部分、環境による部分に分ける手法を与えた。これが分散分析の原型である。論文はロンドンの王立協会で審査員のピアソンとパネットが難色を示したため取り下げられ、エディンバラ王立協会から刊行された。遺伝率の概念や、家畜の育種価を推定するヘンダーソンのBLUP法は、ここで導入された分散の分割の上に立つ。

年
1918年
人物・組織
ロナルド・A・フィッシャー
場所
イングランド(刊行はエディンバラ)
地域
ヨーロッパ
分野
農業・生命・医学 / 進化・遺伝
時代
20世紀

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107件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)

21段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる

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「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から21段で量的遺伝学の統計理論(フィッシャー 1918年論文)に至ります。

  1. 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
  2. 約170万年前握斧(ハンドアックス)
  3. 約30万年前ルヴァロワ技法
  4. 約5万年前石刃技法
  5. 約2万年前細石器
  6. 約1万2千年前鎌
  7. 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
  8. 前5000年頃灌漑農業
  9. 前2000年頃測量幾何学
  10. 前580年頃演繹的証明の始まり
  11. 前500年頃ピタゴラスの定理
  12. 前450年頃無理数の発見
  13. 前370年頃取り尽くし法
  14. 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
  15. 820年頃代数学
  16. 1202年筆算(インド・アラビア数字の伝播)
  17. 1591年記号代数(文字式)
  18. 1637年解析幾何
  19. 1670年微積分
  20. 1809年正規分布と最小二乗法
  21. 1886年回帰と相関
  22. 1918年量的遺伝学の統計理論(フィッシャー 1918年論文)

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