光学・物理製品・サービス
オートクローム(加色法カラー乾板)
染めたデンプン粒の赤緑青モザイクを感光層の前に置いた一枚板のカラー写真。三色分解の撮影を一回露光にし、最初に商業的に成功したカラー写真材料。
ジャガイモのデンプン粒を橙赤・緑・青紫の三色に染めて混ぜ、ガラス板に一面に敷く。粒の隙間は黒い粉で埋め、その上に全整色の乳剤を塗る。光は色の粒を通ってから乳剤に届くので、粒ごとに特定の色の光だけが記録される。現像すると白黒の像が色の粒を通して見え、透過光で眺めるカラーの正像になる。
三色分解の方式は、三回の撮影や特別なカメラが要ったが、これは普通のカメラ一台で済んだ。ただし色の粒が光を遮るので感度が低く、長い露光が必要で、像も暗かった。像は一枚きりのガラス板で、紙に焼き増すことも簡単にはできなかった。細かい色の点を並べて色を分けるという考えは、のちのベイヤー配列にも通じる。
- 年
- 1907年
- 人物・組織
- リュミエール兄弟(特許1903年)
- 場所
- リヨン
- 地域
- ヨーロッパ
- 分野
- 光学・物理 / 映像・ディスプレイ
- 時代
- 20世紀
95件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
26段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
オートクローム(加色法カラー乾板)1907年
これを土台に生まれたもの
- まだ登録されていません
ルーツをたどる
「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から26段でオートクローム(加色法カラー乾板)に至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前580年頃演繹的証明の始まり
- 前500年頃ピタゴラスの定理
- 前450年頃無理数の発見
- 前370年頃取り尽くし法
- 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
- 前250年頃浮力の原理
- 前250年頃てこ・揚水スクリュー
- 1604年頃落体の法則と実験科学
- 1643年気圧計
- 1650年真空ポンプ
- 1661年元素の概念と気体の法則
- 1774年酸素の発見
- 1789年近代化学(質量保存の法則)
- 1839年写真
- 1841年ネガ・ポジ法(カロタイプ)
- 1851年湿板写真(コロジオン法)
- 1861年三色写真の実証(マクスウェル/サットン)
- 1907年オートクローム(加色法カラー乾板)
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すべてのつながり
技術的な土台3件
これがなければ成り立たなかった技術・知識。
これを先行例とするもの1件
この発明のあとに、独立して似たものを生んだ例。
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