文明のテックツリー

材料・製法事業・計画・施設

連鎖縫いミシン(ティモニエ)

鉤針で鎖縫いを機械化し、軍服縫製の工場まで作ったが、職人の暴動で潰された。ハウ・シンガー以前の実動機で、英国のトマス・セイント特許(1790)が先行(実動は未確認)。

それまでの縫い物は一針ずつ手で行っていた。ティモニエの機械は、先端が鉤になった針を上下させ、布の下で糸の輪を引っかけて次の輪に通す。一本の糸だけで鎖のような縫い目を作る連鎖縫いで、速く縫えた。ただし糸の端を引くと縫い目がほどけやすい。

後に主流となるのは、針の糸と下糸を絡ませる本縫いで、ハウやシンガーらの改良が広めた。ティモニエの機械は、仕立職人が失業を恐れて工場を襲ったという話で知られるが、その詳細は資料により異なる。連鎖縫いは現在も、麻袋の口の閉じや簡易な縫製に使われている。

年
1830年
人物・組織
バルテルミー・ティモニエ(アウグスト・フェラン共同、特許1830年7月)
場所
サン=テティエンヌ(フランス)
地域
ヨーロッパ
分野
材料・製法 / 繊維・衣類
時代
産業革命期

全体図でこの位置を見る全体図で系譜だけを表示する

13件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)

8段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる

ルーツをたどる

「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から8段で連鎖縫いミシン(ティモニエ)に至ります。

  1. 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
  2. 約170万年前握斧(ハンドアックス)
  3. 約30万年前ルヴァロワ技法
  4. 約9万年前骨角器
  5. 約5万年前縫い針
  6. 前6000年頃織機
  7. 前3000年頃羊毛の織物
  8. 1000年頃編み物
  9. 1830年連鎖縫いミシン(ティモニエ)

「連鎖縫いミシン」をもっと知る本PR

書店のサイトで「連鎖縫いミシン」の本を検索します。リンクから購入があると、このサイトに紹介料が入ります。

楽天ブックスで探すAmazonで探す

すべてのつながり

技術的な土台2件

これがなければ成り立たなかった技術・知識。

これを先行例とするもの1件

この発明のあとに、独立して似たものを生んだ例。

年代・人物・つながりの誤りに気づいたら この項目の誤りを報告する(1分ほど。項目名は自動で入ります)