電気・通信
ブラウン管による電子式テレビの提案と実証(ローシング)
受像にブラウン管、走査に機械式円板を組み合わせるテレビを特許化(1907)し、1911年に簡単な図形を映した。電子式受像の最初の実動。
当時のテレビの試みは、穴を並べた回転円板などの機械で像を走査して送り、受像側も機械で再生するものが多かった。ローシングの特色は、受像側にブラウン管を使った点にある。電子ビームを偏向させて画面上を走らせ、光点の明るさを受け取った信号で変えて像を作る考えである。送像側は、鏡を使った機械式の走査と光電管を組み合わせた。
1911年の実験で映ったのは簡単な図形程度で、画質も感度も実用にはほど遠かった。ただ、のちに電子式テレビを手がけるウラジミール・ツヴォルキンは、サンクトペテルブルクの工科大学でローシングの教えを受けたことで知られる。
- 年
- 1907年
- 人物・組織
- ボリス・ローシング
- 場所
- サンクトペテルブルク
- 地域
- ヨーロッパ
- 分野
- 電気・通信 / 通信・放送
- 時代
- 20世紀
184件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
26段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
ブラウン管による電子式テレビの提案と実証(ローシング)1907年
これを土台に生まれたもの
- まだ登録されていません
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「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から26段でブラウン管による電子式テレビの提案と実証(ローシング)に至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前580年頃演繹的証明の始まり
- 前500年頃ピタゴラスの定理
- 前450年頃無理数の発見
- 前370年頃取り尽くし法
- 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
- 前250年頃浮力の原理
- 前250年頃てこ・揚水スクリュー
- 1604年頃落体の法則と実験科学
- 1714年水銀温度計(華氏目盛)
- 1821年熱電対(ゼーベック効果)
- 1827年オームの法則
- 1841年ジュールの法則(電流の発熱)
- 1847年エネルギー保存の法則
- 1865年マクスウェル方程式
- 1887年電磁波の実証
- 1887〜88年光電効果の観測(ヘルツ/ハルヴァックス)
- 1893年光電管(エルスター/ガイテル)
- 1907年ブラウン管による電子式テレビの提案と実証(ローシング)
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すべてのつながり
技術的な土台2件
これがなければ成り立たなかった技術・知識。
これを先行例とするもの1件
この発明のあとに、独立して似たものを生んだ例。
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