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制度・経済

特許の審査主義(1836年米国特許法)

特許庁と審査官を置き、出願を先行技術と照合して新規性を確かめてから付与する制度を定めた。1793年法以来の無審査登録を改め、専任審査官による審査主義を確立した段で、ドイツ(1877)・日本(1885)が踏襲した。

アメリカでは1793年の特許法以来、出願書類の形式が整っていれば中身を調べずに特許を与える登録主義をとっていた。その結果、同じ発明に重複して特許が出され、無効な特許をめぐる訴訟が増え、特許の信用が落ちていた。1836年7月4日に成立した新法は、国務省の下に独立した特許庁を置き、専任の審査官が先行する特許や刊行物と照らし合わせて新規性と有用性を確かめ、満たさない出願を拒絶できるとした。拒絶に対しては不服申し立ての道も設けた。特許に通し番号を振る方式もこの法で始まり、第1号は上院議員ラグルズの機関車用車輪に与えられた。

同年12月の火災で特許庁の記録の多くが失われたが、制度は定着し、審査を経た特許は裁判で争われにくくなった。先行技術を体系的に蓄えて照合する審査は、後の特許分類と特許情報検索の原型でもある。

年
1836年
人物・組織
アメリカ議会/ヘンリー・エルズワース(初代特許長官)
場所
ワシントン
地域
北アメリカ
分野
制度・経済 / 知識・規格・制度
時代
産業革命期

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68件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)

15段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる

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「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から15段で特許の審査主義(1836年米国特許法)に至ります。

  1. 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
  2. 約170万年前握斧(ハンドアックス)
  3. 約3万8千年前磨製石器
  4. 前7000年頃銅の利用
  5. 前5000年頃銅の製錬(鉱石から金属を取り出す)
  6. 前3500年頃失蝋鋳造
  7. 前3300年頃青銅器
  8. 前1600年頃蝶番
  9. 前1400年頃蝋板
  10. 100年頃冊子本(コデックス)
  11. 700年頃分かち書きと句読点
  12. 800年頃カロリング小文字体
  13. 1440年頃活版印刷機
  14. 1748年三権分立(『法の精神』)
  15. 1787年近代憲法
  16. 1836年特許の審査主義(1836年米国特許法)

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