文明のテックツリー

機械・動力・輸送

万年自鳴鐘(万年時計)

和時計の不定時法の文字盤、七曜・二十四節気、天球儀、月の満ち欠けを一台に組み込んだ時計。江戸のからくり技術の頂点で、東芝の源流。設計はヨーロッパの時計技術とは別系統。

江戸時代の日本の時計は、昼と夜をそれぞれ6等分する不定時法に従っていた。季節によって昼夜の長さが変わるので、1刻の長さも日ごとに変わる。万年自鳴鐘は、この時刻の間隔を機械が自動で調整するように作られている。文字盤の目盛りを動かす仕掛けを備えるのが特徴で、西洋の時計をそのまま写したものではない。

一度ぜんまいを巻くと長期間動き続け、時を打つ鐘に加えて、曜日、二十四節気、月の満ち欠けも表示する。上部には、仏教の宇宙観に基づく須弥山を表した天球儀が載る。作者の田中久重は「からくり儀右衛門」と呼ばれた人物で、のちに電信機などの製造に進み、その会社が東芝の源流のひとつになった。この時計は国の重要文化財に指定されている。

年
1851年
人物・組織
田中久重
場所
京都
地域
東アジア
分野
機械・動力・輸送 / 時計・からくり
時代
産業革命期

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36件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)

13段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる

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「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から13段で万年自鳴鐘(万年時計)に至ります。

  1. 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
  2. 約170万年前握斧(ハンドアックス)
  3. 約30万年前ルヴァロワ技法
  4. 約5万年前石刃技法
  5. 約2万年前細石器
  6. 約1万2千年前鎌
  7. 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
  8. 前5000年頃灌漑農業
  9. 前2000年頃測量幾何学
  10. 前1500年頃日時計
  11. 1300年頃機械式時計
  12. 1430年頃ぜんまい・コイルばね
  13. 17世紀和時計(不定時法)
  14. 1851年万年自鳴鐘(万年時計)

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