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水素冷却ターボ発電機
空気より軽い水素で回転子を冷やし、風損と熱を減らして大容量化を進めた。以後の大型火力発電機の標準。1928年に同期調相機(12.5MVA)で先行実用。
大きな発電機では、回転子が空気をかき混ぜる風損と、巻線に流れる電流による発熱が、出力を上げる際の障害になる。水素は空気の約14分の1の密度で、熱を伝える力も高い。そこで機体を密閉して中を水素で満たすと、風損が大幅に減り、同じ大きさでも熱を効率よく運び出せるので、より大きな出力を取り出せる。
水素は空気と混ざると爆発しやすいため、機体は気密を保ち、内部の圧力を外より高く保つ。これで空気が入るのを防ぐ。シール部の油による封止や、純度の監視も欠かせない。1937年のダイトンの機は、蒸気タービンで回す大型の発電機としての実用化の例になった。のちに回転子の導体の内部に直接水素や水を流す方式へ進み、数十万キロワットを超える発電機が可能になった。
- 年
- 1937年
- 人物・組織
- ゼネラル・エレクトリック(ダイトン電力・照明会社に納入)
- 場所
- ダイトン(オハイオ)
- 地域
- 東アジア
- 分野
- 電気・通信 / 電力(発電・送電)
- 時代
- 20世紀
120件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
23段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
ルーツをたどる
「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から23段で水素冷却ターボ発電機に至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前580年頃演繹的証明の始まり
- 前500年頃ピタゴラスの定理
- 前450年頃無理数の発見
- 前370年頃取り尽くし法
- 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
- 前250年頃浮力の原理
- 前250年頃てこ・揚水スクリュー
- 1604年頃落体の法則と実験科学
- 1643年気圧計
- 1650年真空ポンプ
- 1690年蒸気ピストン
- 1712年蒸気機関(ニューコメン)
- 1776年(特許 1769)ワット式蒸気機関
- 1884年蒸気タービン
- 1937年水素冷却ターボ発電機
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技術的な土台3件
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