材料・製法
ボビネット機(機械レース)
糸を撚り合わせて六角網の薄地を作る機械。手作業のボビンレースを機械で再現し、1813年のリーヴァース機を経てレース産業が機械化した。
手作りのボビンレースは、糸を巻いた多数のボビンを手で交差させ、撚り合わせて網目を作る。ヒースコートの機械は、この動作を機械に置き換えた。薄い円盤状のボビンに糸を巻き、並べた多数の糸の間を、キャリッジという小さな枠に載せたボビンが通り抜けて撚る。網目は六角形になり、薄く軽い布ができる。ボビネットはこの網地の名であり、透ける生地の総称としてチュールとも結びつけられる。
この機械が広まると、レース地の値段が大きく下がった。ヒースコートの工場は1816年に、機械化に反発する人々に襲われて壊された。その後、彼はデヴォンへ移って操業を続けたとされる。続いて模様を入れられる機械が開発され、レース産業は手工業から工場生産へ移っていった。
- 年
- 1809年
- 人物・組織
- ジョン・ヒースコート(特許1808・1809年)
- 場所
- ラフバラ(レスターシャー)
- 地域
- ヨーロッパ
- 分野
- 材料・製法 / 繊維・衣類
- 時代
- 産業革命期
44件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
13段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
ルーツをたどる
「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から13段でボビネット機(機械レース)に至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前1500年頃日時計
- 1300年頃機械式時計
- 1430年頃ぜんまい・コイルばね
- 1589年靴下編み機
- 1809年ボビネット機(機械レース)
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技術的な土台1件
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