材料・製法
靴下編み機の派生:経編み機
縦方向に並べた経糸を針に絡めて編む機械。ほつれにくく織物に近い編地を高速に作れ、のちのラッシェル機、レース機、トリコットの起点になった。
靴下編み機が編むのは、一本の糸を横方向に輪にしてつなぐ緯編みである。この方式では糸が一か所切れると、編み目が次々にほどける伝線が起きる。経編みは、縦に並べた多数の糸を、それぞれ隣の糸と絡めながら針に通して編む。一本ずつの糸が縦に走るので、切れても全体にほどけにくい。また、一度に多くの糸を使うため、広い幅の編地を速く作れる。
クレインは、ウィリアム・リーの靴下編み機を土台にしてこの原理を取り入れた、と伝えられる。当初は薄い編地を作る機械だったが、のちに針や糸を送る部品が改良され、レース風の模様の編地やトリコット、ラッシェル機へ広がった。現在は、下着、スポーツウェア、カーテン、自動車の内装材などに経編みの生地が使われている。
- 年
- 1770年代
- 人物・組織
- ジョサイア・クレイン
- 場所
- ノッティンガム
- 地域
- ヨーロッパ
- 分野
- 材料・製法 / 繊維・衣類
- 時代
- 近世
44件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
13段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
ルーツをたどる
「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から13段で靴下編み機の派生:経編み機に至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前1500年頃日時計
- 1300年頃機械式時計
- 1430年頃ぜんまい・コイルばね
- 1589年靴下編み機
- 1770年代靴下編み機の派生:経編み機
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