電気・通信
電荷蓄積型撮像管(ティハニの特許)
光電面に像を結んで電荷をためてから電子ビームで読み出す方式を特許出願した。蓄積で感度を数百倍にし、アイコノスコープの原理となった。
光電管をそのまま撮像に使うと、各点に届いた光はその瞬間に電気信号になるだけで、走査の合間に届いた光は捨てられる。画素の数が多いほど一点が光を受ける時間は短くなり、暗い像しか得られない。ティハニの方式は、光電面の各点に電荷をため、電子ビームが走査してくるときにまとめて読み出す。ためる時間が長いほど信号は強くなり、感度が大きく上がる。
この電荷蓄積の考えは、その後の撮像管の基本になった。同種の特許は米国のツヴォルキンも1923年に出願しており、アイコノスコープとして形になったのは1931年ごろである。先後や独自性をめぐっては、今も評価が分かれる。
- 年
- 1926年
- 人物・組織
- ティハニ・カールマーン
- 場所
- ブダペスト
- 地域
- ヨーロッパ
- 分野
- 電気・通信 / 通信・放送
- 時代
- 20世紀
184件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
26段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
ルーツをたどる
「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から26段で電荷蓄積型撮像管(ティハニの特許)に至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前580年頃演繹的証明の始まり
- 前500年頃ピタゴラスの定理
- 前450年頃無理数の発見
- 前370年頃取り尽くし法
- 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
- 前250年頃浮力の原理
- 前250年頃てこ・揚水スクリュー
- 1604年頃落体の法則と実験科学
- 1714年水銀温度計(華氏目盛)
- 1821年熱電対(ゼーベック効果)
- 1827年オームの法則
- 1841年ジュールの法則(電流の発熱)
- 1847年エネルギー保存の法則
- 1865年マクスウェル方程式
- 1887年電磁波の実証
- 1887〜88年光電効果の観測(ヘルツ/ハルヴァックス)
- 1893年光電管(エルスター/ガイテル)
- 1926年電荷蓄積型撮像管(ティハニの特許)
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すべてのつながり
技術的な土台2件
これがなければ成り立たなかった技術・知識。
これを先行例とするもの1件
この発明のあとに、独立して似たものを生んだ例。
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