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競争的研究費の国家制度(全米科学財団 NSF)

国が基礎研究に税金を出し、課題は研究者が提案して査読で選ぶ仕組みを法律で定めた。戦時の国防研究の経験を平時に移したもので、各国の研究助成機関の手本になった。

第二次大戦中、科学研究開発局(OSRD)はレーダーや原子爆弾の開発で大学の研究者に国の資金を流す仕組みを作ったが、戦争とともに解散する予定だった。局長だったブッシュは1945年の報告書で、基礎研究は新しい知識の源泉であり、国が平時にも資金を出すべきだが、課題の選択は科学者に委ねるべきだと説いた。議会では資金配分を大統領が統制すべきだとする案と対立し、1947年には一度法案が拒否権で退けられ、1950年5月にようやく成立した。

財団は自ら研究所を持たず、研究者が提案書を出し、同じ分野の研究者が審査して採否を決める方式で助成する。これにより国が研究の方向を直接決めずに資金を出せる。初年度の予算はわずかだったが、1957年のスプートニク打ち上げの後に急増した。提案書と査読で配分する方式は各国の研究助成機関に広がり、大学の研究者が助成金の獲得を競う今日の研究体制の原型になった。

年
1950年
人物・組織
アメリカ議会(ヴァネヴァー・ブッシュ『科学—果てしなきフロンティア』1945の提言)
場所
ワシントン
地域
北アメリカ
分野
制度・経済 / 知識・規格・制度
時代
20世紀

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90件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)

20段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる

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「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から20段で競争的研究費の国家制度(全米科学財団 NSF)に至ります。

  1. 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
  2. 約170万年前握斧(ハンドアックス)
  3. 約30万年前ルヴァロワ技法
  4. 約5万年前石刃技法
  5. 約2万年前細石器
  6. 約1万2千年前鎌
  7. 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
  8. 前5000年頃灌漑農業
  9. 前2000年頃測量幾何学
  10. 前580年頃演繹的証明の始まり
  11. 前500年頃ピタゴラスの定理
  12. 前450年頃無理数の発見
  13. 前370年頃取り尽くし法
  14. 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
  15. 前250年頃浮力の原理
  16. 前250年頃てこ・揚水スクリュー
  17. 1604年頃落体の法則と実験科学
  18. 1620年科学的方法の定式化
  19. 1665年学術誌・科学アカデミー
  20. 1810年研究大学(ベルリン大学)
  21. 1950年競争的研究費の国家制度(全米科学財団 NSF)

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