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制度・経済

物価指数(ラスパイレス式・パーシェ式)

多数の商品の価格変動を基準年の数量で加重して一つの数にまとめる式を提案(ドロービッシュの同年の論文に応じて定式化)。パーシェは当年数量で加重する式を示し、消費者物価指数とGDPデフレーターの計算法の原型になった。

物価の動きを一つの数で表すとき、どの商品も同じ重みで平均すれば、生活に関わりの薄い品の値動きが結果を左右してしまう。ライプツィヒのドロービッシュが同年に示した指数の案に対し、ラスパイレスは各商品の価格に基準年に買われた数量を掛けて合計し、基準年の合計と比べる方式を示した。これなら基準年の買い物かごがそのまま当年いくらになるかを表す。パーシェは1874年に当年の数量で重みづける式を示し、両者は数量をどの年で固定するかで対になる。

ラスパイレス式は重みを一度決めれば価格だけ調べればよいので実用的で、各国の消費者物価指数の基本形になった。一方、消費者は値上がりした品を減らすため、ラスパイレス式は上昇を大きめに、パーシェ式は小さめに見積もる傾向がある。1920年代にフィッシャーが二式の幾何平均を理想算式として提案したのは、この偏りを打ち消すためである。

年
1871年
人物・組織
エティエンヌ・ラスパイレス(パーシェ式は1874年、ヘルマン・パーシェ)
場所
ドルパト(現タルトゥ)
地域
ヨーロッパ
分野
制度・経済 / 知識・規格・制度
時代
産業革命期

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85件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)

17段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる

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「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から17段で物価指数(ラスパイレス式・パーシェ式)に至ります。

  1. 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
  2. 約170万年前握斧(ハンドアックス)
  3. 約30万年前ルヴァロワ技法
  4. 約5万年前石刃技法
  5. 約2万年前細石器
  6. 約1万2千年前鎌
  7. 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
  8. 前5000年頃灌漑農業
  9. 前2000年頃測量幾何学
  10. 前580年頃演繹的証明の始まり
  11. 前500年頃ピタゴラスの定理
  12. 前450年頃無理数の発見
  13. 前370年頃取り尽くし法
  14. 前300年頃『原論』(公理的幾何学)
  15. 820年頃代数学
  16. 1202年筆算(インド・アラビア数字の伝播)
  17. 1662年統計学(グラントの死亡表)
  18. 1871年物価指数(ラスパイレス式・パーシェ式)

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