機械・動力・輸送
ドンディのアストラリウム
時刻・暦・七天体の運動を歯車で再現する天文時計を16年かけて完成し、設計書『Tractatus astrarii』を残した。機械式時計に天体計算を載せた最初期の段。
アストラリウムは、太陽・月・惑星の位置と暦を一台で示す天文時計である。ドンディは医師で天文学者でもあり、パドヴァで設計から製作まで自分で手がけたと伝えられる。七角形の枠の各面に天体を一つずつ割り当て、歯車の組み合わせで見かけの動きを再現した。祝日を示す暦の機構も備えていた。
原物は失われたが、『Tractatus astrarii』の記述をもとに、20世紀に復元がいくつも作られている。時刻を知らせるだけだった時計の歯車が、天体の運動を計算する機械にも使えることを示した例として、後の天文時計の先例に数えられる。
- 年
- 1364年
- 人物・組織
- ジョヴァンニ・ドンディ・デッラオロロジョ
- 場所
- パドヴァ
- 地域
- ヨーロッパ
- 分野
- 機械・動力・輸送 / 時計・からくり
- 時代
- 中世
31件の発明・発見が土台にある
最も古いもの:打製石器(オルドワン石器)(約290万年前)
11段の系譜をさかのぼれる
ルーツをたどる
直接のつながり
技術的な土台 きっかけ・需要
ルーツをたどる
「技術的な土台」の線だけを古い方へたどったとき、最も長くつながる系譜です。打製石器(オルドワン石器)から11段でドンディのアストラリウムに至ります。
- 約290万年前打製石器(オルドワン石器)
- 約170万年前握斧(ハンドアックス)
- 約30万年前ルヴァロワ技法
- 約5万年前石刃技法
- 約2万年前細石器
- 約1万2千年前鎌
- 前9500年頃農耕(小麦・大麦の栽培)
- 前5000年頃灌漑農業
- 前2000年頃測量幾何学
- 前1500年頃日時計
- 1300年頃機械式時計
- 1364年ドンディのアストラリウム
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すべてのつながり
技術的な土台2件
これがなければ成り立たなかった技術・知識。
きっかけ・需要1件
直接の部品ではないが、生まれる動機や手本になったもの。
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